一汁一菜だと栄養は偏らないの?成長期の子どもや病気のある方は注意!
こんにちは!
『一汁一菜』って言葉を知っていますか?
【いちじゅういっさい】と読むのですが、主食+おかず1品+汁物1品という献立の構成のことを指します。
日本では一汁三菜の考え方が基本になることが多いですよね。
でも、毎日そんな食事を作るのは無理!!
そう思っている方も多いハズ。
一汁一菜の食事に憧れる、でも栄養面は大丈夫なの?
そんな疑問もあると思います。
今回は一汁一菜で栄養は偏らないのか?調べてみました。
一汁一菜でもいい!土井善晴さんが世の主婦の気持ちを軽くした!
家族のために健康で栄養バランスの取れた食事を作らなければ。
自分のために自炊をしたい。
でも、毎日仕事や家事に追われてそんな元気もなく、結局コンビニ弁当やスーパーのお惣菜に頼ってしまう。
そんな自分に自己嫌悪。
私もそうでした。
『一汁一菜でもいい』という提案をしたのは料理研究家の土井善晴さん。
一汁一菜というのは、和食の原型とも言われている食事スタイル。
今の日本では食べ物が溢れかえっていて、食卓にたくさんのおかずが並んでいないと落ち着かない、手抜きをしているなんて思われてしまうのではないかと不安になる方も多いハズ。
一汁一菜でも、汁物にたくさんの具を入れることでたくさんの素材を食べることができる。
なにより作る側の負担が減る。
これを知ったとき、本当に肩の荷が降りたのを覚えています。
この考えに至ったのは、土井善晴さんの #一汁一菜でよいという提案 という本の内容に感銘を受けたのがきっかけ。毎日の料理と献立作成に疲弊している、ごはんを作るすべての人に読んでほしい。そうでなくても、食とはなにか、を考えるきっかけになる名著なので、気になる人みんな読んでほしい。
— ボンベイ@双子ママ 子育て勉強メモ (@HUTACHAN_twins) 2019年3月12日
『【一汁一菜:実践編】やってみたら気持ちと時間に余裕ができました。』毎日のせいかつを楽しみながら見直す。|https://t.co/hZc5np099Q #一汁一菜 #一汁一菜でよいという提案
— すいかん (@suikaorange) 2017年10月20日
土井先生が著書の中で、毎日の食事はご飯と具沢山の味噌汁で十分ですよ、暮らしの秩序を作るのが大切ですよと言ってくださったので、だいぶ心が楽になった気がする。#一汁一菜でよいという提案
— チアキ (@_cheerio) 2018年10月6日
一汁一菜で栄養は偏らないの?
一汁一菜にしてしまったら、栄養が偏ってしまうのでは?と心配になる方もいると思います。
結論は、”毎食一汁一菜にしてしまうと栄養が偏ってしまう可能性がある”ということ。
一日に必要な栄養素は農林水産省の
「食事バランスガイド」について:農林水産省に詳しく書かれています。
これらの栄養素をしっかり取れるような一汁一菜の献立を考えられれば特に問題ないと考えられています。
ですが、成長期の子どもや病気を患っている方に関しては、一汁一菜の食事では必要な栄養が補えない可能性もあるのです。
土井善晴さんの提案は、あくまでも『日々の料理や献立を考えることが負担に感じている人への提案』です。
例えば朝ごはんに何品も作るのが苦痛だった、夜ご飯の準備が疲れていてうまくできずに負担だった。
そんな方に向けて『気負わないで大丈夫だよ』『品数が多ければいいってものじゃないよ』と伝えてくれるものになっています。
うまく生活の中に一汁一菜を取り入れて、負担のないように料理を楽しみましょうという気持ちが込められているんですね。
一汁一菜を楽しむ方たちの献立
SNSでは一汁一菜の食事を楽しんでいる方の投稿がたくさん投稿されています。
一汁一菜といっても、こんなに豪華なおかずや汁物なら食卓も華やかになりますね♪
さいごに
- 一汁一菜でも食事に使う素材を考えつつ献立を考えれば栄養は偏らない
- なんでもバランスよく食べていくことが大事
食事の準備が負担で憂鬱になっている方は、一度一汁一菜の献立に挑戦してみてはいかがでしょうか(^^)